金市場の推移
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7月9日の金価格は、前日からのゴールド売りが続いたため一時前日と比べ1gあたり70円ほど下落したが、その後ここ最近上昇していた米金利が低下したため、ドル売り・ゴールド買いの動きとなり、結果的に前日と同じ価格水準まで戻す動きとなった。
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7月8日の金価格は、トランプ大統領の追加関税政策による米国でインフレ懸念から米金利が上昇、その結果ドル買い・ゴールド売りとなり、1gあたり70円程度下落したが、6月末と比べるとまだ300円程度高い水準で推移している。
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トランプ大統領から日本に対し追加関税が25%となる書簡が出されたことによる円安と、日本を含めた各国に対する追加関税が8月1日から実行されることによる景気不透明感からゴールドが買い戻され、先週末と比べて1gあたり200円近く上昇した。
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先週金曜日はアメリカの独立記念日のため米金融市場が休場であったことから大きな動きはみられなかった。今週は米相互関税実施の延長期限を控えており、トランプ政権および他国の同政策に関するニュースに影響される値動きとなることが想定される。
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昨日発表された米雇用統計が予想を上回ったため、ドル買い→金売りの動きとなったことからドル建て価格は下落したが、同時に円安となったことが円建て価格の上昇要因となり、前日と比べて1gあたり70円近く上昇した。
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NY時間に発表されたアメリカの雇用に関する経済指標が予想を下回り、米景気の先行きに懸念が出たことから、資産の逃避先としてゴールドが買われ、1gあたり100円近く上昇した。今週に入ってからは、先週末と比べて1gあたり300円以上上昇している。本日も米雇用統計の発表が注目されている。
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金市場は先週までの下落が一段落したことによる買い戻しが継続し、円建て価格は1グラム当たり90円近く値上がりした。本日と明日はアメリカの雇用に関する経済指標の発表が注目されている。
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先週は16070円台から15100円台まで下落した反動によって買い戻され、15300円台まで上昇した。ドル建て価格も目安となっていた$3300台を回復しており、下がった場面では買い需要が出ている様子。
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米中の貿易協定合意や、イスラエルとイランの停戦により、これまで有事の金買いによって上昇していた反動による下落が続き、15400円台から15200円割れまで下落した。